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「日銀への忖度か、相場への忖度か?」 相場のこころ 2021/5/01 記事No.9700

2022-05-01-Sun  21:30:59

動画
https://youtu.be/rVUVDNZR9HE

「日銀への忖度か、相場への忖度か?」
1987年のブラックマンデーを経て、いよいよ市場が活性化していった大元、
ブラックアンドショールズ式によるデリバティブ市場の整備、その貢献でもらった賞が
ノーベル経済学賞。 そして、その理論の威光で集めた巨大ファンドがLTCM
そして、そのLTCMが破綻したとき、経済学では儲からない、ということを市場は
理解しました。
情報で儲かるなら、新聞記者が一番の金持ちになるはずですし、経済学が正しければ
経済学者が儲かるはずです。
しかし、経済学者が、金持ちであった試しがありません。

それは経済学そのものが、金儲けには、正の相関関係を導かない、という何よりの印です。
それは、経済理論には、それぞれの欠点があり、市場との対話がなければ、それはいつも
市場に打ち負かされるのが、常です。
日本より相当賢い、FRBや欧州中央銀行は、これまで、夢の政策とされたMMTに
「考えて見れば、永久機関が存在するはずもなく、それがうまく行けば、働く必要もなかったか」
と気づき始めました。
しかし、当国日本は、日銀が中央銀行が、掟を破り、政府と蜜月になることをためらわず、
緩和緩和でなんとか、夢の世界が続くといまでもまだやっています。
喪黒総裁は、マンガでの話です。
実際に、そんな良い話なんて、あるわけないんですよね、いひひひひ、とマンガでのおちはきます。

しかし、経済学者が、また世論がほとんどそうわかっても、
いや、ただで金を生む錬金術は存在すると、MMT派の一部は、財政拡大、税金なくせの
合唱です。 金を刷ることが、石油を産出することと、違うことに気づかないのです。
経理屋は、バランスシートが大丈夫なら、いくらでも金を刷れるの一言で、
孤島の論理を続けます。
右と左に、100kgの重荷を置いても、シーソーは崩れませんが、
1トンと1トンをおけば、シーソー自体が壊れることを、考えません。
そこにMMTの恐さがあるのに、気にしません。

でも、です。これは、人気を取りたい、経理や、選挙のための話です。

そりゃ、財政拡大、給付金100万、消費税なしが、喜ばれるに決まっています。
ですから、人気なり、または、支持をしたいでしょう。
しかし、そのツケは、後にやって来る無限列車です。
それを、知っているのは、実は、日銀である、と思います。

知らない振りをしているだけです。
ただ一つ、すぐにインフレにならないので、円安が最高と思っているだけです。
でも、ヤバいことは知っているのです。
ですから、会見では、予想していた物価上昇率を1%から変えました、
なんと、予想は、1.9%です。

ここに、今2%と言えないことと、
実際に2%を超えたときに、政策の変更が出来るように準備しているわけです。
それでも、目一杯、円安にさせて、インフレなっても2%で止まる、と希望しています。
希望です。
それを、予測している、としています。
予測というか、そうなるんだと、頑なに信じているわけです。
心の底で、望んでいるだけなのに。

さて、この背景は、はやり2013年に始まったアベノミクスで、円安で成功した過去が
そう言わせています。 間違っていないよね、と言い聞かせているわけです。

政治に忖度してしまった、過去は変えられません。

”忘れてしまいたいことが、今の私に多すぎる“
そして
“素直な気持ちをあなたに、伝える術を知っていたなら”
と続いてきたわけです。

さて、柔軟に対処するとしてきた喪黒総裁は、意地と、理想の中で
自分の希望のみを市場に与えてくるのでしょう。
そろそろ、我々は、理論ではなく、相場を見つめて行かなければならないでしょう。
産油国が働かなくていいのは、石油が海外に売れるからです。 日本国債は海外に売れません。

動画
https://youtu.be/rVUVDNZR9HE
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