株ブログ・20年現役マネージャーの株式情報


『本当のこと』『 誰もやらないこと』『 相場とともに生きる』  総来訪者(2007/06~)  現在閲覧者 現在の閲覧者数:
株式情報 トレーダー適性テスト 入門・日経平均先物OPとは何か?

統計的なトレードが示す衝撃的な内容。 記事No.9092

2019-03-13-Wed  14:26:29

この本が日経新聞から出版されたのは1992年5月。
日本がバブル崩壊を始めて2年経った時くらいだ。
その後、絶版となったこの本は、2001年に復刻してみんなが読めるようになったが、私はそれまでこの本を神田の古本屋で探したものだ。

読み過ぎてボロボロになったからであるが、この本が1992年初版で店頭に並んですぐ、買い込んで、神田のフルーツパラー「万惣」(閉店)の窓際で読み始めた衝撃は今も忘れられない。
先人に、それも世界で超一流の元に尋ねたかったことが、すべて書かれていたからだ。
それはどこでも手に入らない情報だった。

当初、その衝撃に4冊も買って知人に配ったが、その残りがボロボロになったので、探していたのだ。

それが、2001年に復刻して、簡単に読み返せるようになった。
当時のアマゾンでのコメントが今でも残っている。
Stocks_19-3-13_13-14-24_No-00.png
中略
Stocks_19-3-13_13-14-5_No-00.png

そう、そういう衝撃的な本だ。
しかし、それにも関わらず、配った知人からの反応はなかった。
投資銀行の優秀な部門で働いているにもかかわらず・・・・

人の感性というものは、本当に様々だ。
失恋をしたことのない人間に
「捨てて立つ瀬を越えもする」という歌詞を聴かせても理解出来ないこと、と同じだ。



この本の秀逸な一問一問がどれくらい深いかは知れない。

今日はこの中で、伝説のトレーダー、エド・スィコータへの問答からその真髄を覗いてみると。


Q なぜ、あまりにも多くのトレーダーが相場で失敗するのですか。
ほとんどの子亀が成熟しきれないのと同じ理由だ。多くの者が生を受けるが、選ばれるのはほんの一握りだ。この業界は多くの者を引き付け、そして、多くの中から選りすぐられることで優れた者は残り、他の者は転職を見つけるまで、何か他のことに挑戦するよう解き放たれる。同じことが他の分野の職業にも当てはまると思う。

Q 負けるトレーダーが勝てるトレーダーに変身するには、何をすればいいでしょうか。
負けるトレーダーが勝てるトレーダーに変身できることはほとんどない。負けるトレーダーは彼自身を変えたいと思ってはいない。それは勝てるトレーダーがやることなんだ。

Q あなたの成功をどう評価しますか。
僕は成功を評価などしない。祝福する。僕は、成功とは金銭的に何かを得たかということではなく、その人が天職を見つけて、それを全うしていくことだと思う。

スィコータのコメントのユーモアにだまされてはいけない。彼は簡潔な応答の中に、真剣な知恵をたくさん残している。
私にとって個人的に一番印象的だったコメントは「皆、相場から自分の欲しいものを手に入れる」というものだった。
スィコータが最初にこれを発言した時、私は彼がふざけているのだと考えた。
しかしすぐに彼が非常に真剣であるということがわかった。
このコメントに対する私の反射的な反応は不信だった。

ほとんどの敗者は負けたがっている、そして目標に到達できない勝者(私自身のように)は、成功を限定してしまうことで、その個人の内面にある何かを満足させているというのである。

理解するのにはあまりに難しい定義である。私の厳格な論理的思考では通常それは受け入れがたいものだが、尊敬するスィコータの「誰もが相場から自分の欲しいものを手に入れる」という相場と人間についての非常に刺激的な考え方は、ひょっとすると真実かもしれないと思わざるを得ない。




この本は読み手の感性を試す。
「誰もが相場から自分の欲しいものを手に入れる」
それは、やり過ぎや、損切り、早逃げで 「成功を限定してしまうことで、その個人の内面にある何かを満足させている」というものだ。
それは、儲ける方法とは違う。
これだけの、深い意義のある話で満たされている。

Stocks_19-3-13_13-46-26_No-00.png

この本の評価は5と4で83%が満たされている。
これ以上の投資本はない。そう思えないのは、読者に経験がないからだ。

さて、話は変わって、LINEでの無料サービスを開始して、1年が経ちました。
リアルタイム、後出しなし証明の時間付き配信での結果は


Stocks_19-3-13_13-4-5_No-00.png

となりました。
しかし、それでも、今年から入った方は

Stocks_19-3-13_13-2-35_No-00.png

一発目、損切り、から入っています。
この最初の赤い棒でトレードを辞めれば、それまで。
また、そのあとうまく回って利益が出て行ったのにもかかわらず、2番目の赤い棒で年初からの利益は結局マイナスになったので、ここで辞めれば、もちろんその後の利益もありません。

投資家は、、エド・スィコータが言うように、マーケットから好きなものを取りに行けます。
この利益損益の好きな棒を取ることができます。
もちろん、赤だけとることも、たまたま、青だけとることも。

しかし、それは、統計的なトレードや儲けるための方法とはかけ離れたものとなります。
それでも、マーケットから満足だけは、取れる、彼はそう言っているのです。

関連記事

『LINE参加で情報無料』
相場・先物情報LINE無料版 登録


コメント: 0

応援クリックもよろしくお願いします。(最新ポジション入り) 株式ランキング
面白ければ人気株ブログランキングにご協力お願いします。みんなのお金儲けアンテナ
にほんブログ村 株ブログ 株投資情報へ←人気株最新情報はここ。

株ブログ 株ブログ

コメント

コメントの投稿

Secret

東京総合研究所の株ブログへようこそ。
このブログは投資顧問である私たちが投資家への良き道しるべとなるように、あらゆる表現方法を用いて、相場への取り組み方を伝えています。 日経平均先物を中心に、なぜ「儲かるのか」ではなく、なぜ儲からないのかを解くことにより、投資家の陥る罠から真の投資方法へのアイデアを話していきます。大切なのは、昨日のことではなく、明日のこと。大切なのは、頭ではなく、心です。 資産を築く道に、近道はないこと。必勝法もないこと。勉強は必要な事。運を味方に付かなければならないこと。そして
知識が知恵を生み、知恵が戦略を作ることをお話しします。時にはテクニカル分析を使って、日経平均先物、NYダウ、そしてドル円のチャートを丹念に見ます。しかし時には、どんな努力も偶然にいたずらに無に帰すということも伝えています。 簡単に儲かる方法はないことを断言します。それは、投資家が明日ばかりを求めて、楽な方法を選ぶからです。


「天底は、楽園の果実のように、魅力のあるものだ。しかしそれを食べれば、楽園からは追い出され、神の保護から追放される。見てはならないものであることを知らなければならない。天底を狙って、大儲けした人はいない。」
相場格言にある、「天井売らず、底買わず」その意味がわかるころには、自分が神になろうとしてたことを知る。 システムの誤差を認め、同じ方法でやり抜くことで、自然から確率の見返りを得ることができる。 それが分かる頃には、自分は随分遠回りしたと感じるだろう。 2007.1.1記
この東京総合研究所・株ブログを末永くお願い申し上げます。

名称:株式会社 東京総合研究所
所在地本店:〒106-0032 東京都港区六本木7-7-7 Tri-SevenRoppongi
恵比寿事務所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-8-4 EBISU ONE 6F
URL:https://www.888.co.jp/
e-mail:tokyosoken777@gmail.com
代表取締役社長:大山 充
金融商品取引業者:関東財務局(金商)第2507号
ホームページサイト名:投資顧問・投資助言・日経225先物|東京総合研究所
業務内容:投資助言 投資顧問サービス(会員制)
登録番号:関東財務局長(金商)第2507号 
その他:セミナー講演・執筆