もっとも大きな問題は、タイムレンジの問題。NYダウ。 記事No.8979
2018-12-06-Thu 10:38:09目先で言えば、大きな下げは、この10年間すべて、ほとんど買いであった。
その前は、リーマンショックだったので、大きな下げを買ってはいけなかったのだ。
しかし、10年間積み上げたきたトレンドが変調を向かえるとなると、今、どこなのかを考えなければならない。
NYダウ 月足

問題は、日本はともかく、NYが10年上げてきたため、
株価が今後、どこの位置にいようと、つじつまがあう、ということなのだ。
調整完了でも、米中関税摩擦懸念後退でも、景気ピークアウト懸念でも、
なんでも、どこの位置でも、上でも下でも、文句を言えるレンジには株価が位置していない。
つまり、これは、実体経済とかけ離れているでしょう、という言葉は、株価がどの位置にいても
使えない=まあ、それはそうかも、という位置にあるということだ。
上がっても、下がっても、それはそうかも、という位置なので、どんなんでも説明がつく。
それ故に、ゆっくりとした、ダウントレンドに入れば、それはそれで、正規なトレンドとなり、
なんとか過ぎ、が見込めなくなるということだ。
もちろん、短期的な動きが大きければ、短期的な回帰が原動力となるかも知れないが、
長期ではなにかの過熱になるには相当の変動がいる、ということだ。
ちなみに、リーマンの時は、5年前の持ち合いのレンジまで、売られたことになる。
それまで大分ある。
もしこの状況を収めるとするなら、ドル円の安定ということが条件になるのでドルは
112円を守らなければならない。
なお、NYダウも6日間の上昇を果たしたあとなので、下への過熱感はどんなに下げてもでてこない。
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