新連載 【負けない仕組み】2 記事No.8805
2018-08-07-Tue 14:29:38前回
「負けない仕組みを作るためには、少ない回数で大きな値幅を重ねられる方法でなければなりません。」
この逆を考えてみると、
多い回数で、小さな値幅を重ねる、となります。
負けない仕組みは、この後者であってはいけないということです。
なぜなら、一見安全の様にみえるこの仕組みは、言わばこういうことです。
500円の利益1回
より
100円の利益5回
を取る、ということです。
ではここでは何が問題なのでしょう??
100円の利益を取る、ということをもっと慎重に考えて見ましょう。
22500円で買い、
22600円で売る。
これで100円の利益です。
しかし、実際、22500円で買えるとき、実際の株価は、22490円です。
22500円売り
22490円買い
という板の時、22500円でなら、売りたい人がいるので、225000円で買えます。
では、22600円で売りたい時、一体板はいくらならいいのでしょう?
22610円売り
22600円買い
の時なら、22600円で買いたい人がいるので22600円で売れます。
つまり、100円の値幅をとるには
22490円の時に買い、22610円の時に売るという訳です。
この時、実際は、120円動いて100円とれます。
同様にこれを5回繰り返す、つまり
600円動いて、500円の値幅を取る、ということになります。
しかし、500円幅一回なら
520円動いて、500円を取るので手数料は20円です。
100円幅5回は、手数料100円です。
いかに、ちいさな値動きで取っていくことで、結局難しいかわかります。
さらに、うまく行けばいいですが、100円でスカットとすれば、
22500円で買ったので、22410円の時点でカットしなければ、100円幅を超えてしまします。
となると、小さな値幅では相当、に勝率が高くないと、いけませんね。
次回は、このさらに先を見ていきましょう。
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