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未来は繰り返されるか?バブルから30年を検証する1 記事No.8541

2018-01-23-Tue  14:17:00

もうすでに、30年前の相場を知る人間は引退していることが多く、それを今語れるのは生き証人のようなものだ。
それも、当時のデリバティブから何がバブルで起こってどう終末を迎えたかをじっくり語れるところは少ないと考えた。

よってこの連載も、面白く書くが、少しは参考になってくれることを願っている。
なにせ、歴史の本にもでていない、本当に細かなことから、大きな意味で、歴史は繰り返されると知っていれば
今後の相場を見つめる上で少しは、役立つかも知れない。

今、この話を持ち出すのは、みんながバブルと思っているからであり、本当のバブルとはどんなものかを知っておくのは今しかないと思えるから。

では。1985年にさかのぼって見よう。

1985年から日経平均はなんとなく上がっていった。
この時は、個別株、とくに軽い2部株や、仕手株っていうものが、市場の話題であり、日経平均が上がることによって
儲かるわけでもなく、この指数は、単純に指数として存在し、もちろん取引するものではなかった。
ベアとか、ブルとか、という投信もない。
日経平均なんてどうでも良く、大切なのは仕手情報だったのだ。

そればかりか、たぶん、当時、日経平均の事を、みんなは、ダウ!って読んでいたはずだ。

証券会社に電話をかけて、相場を聞くとき、ダウ今いくら?
といえば、日経平均の値段が返ってくることになっていた。

ダウ=日経平均
NYダウ=NYダウ30種平均

今から考えると、とてもおかしいが、
もちろん、マックは、ファーストフードであり、ファストフードではなかった。

今、ダウの話は、NYダウに決まっているし、今、日経平均をダウって呼ぶ人はもういない。
E電ってだれも使わないのと同じ。
そんな時代だった。

株価を知る方法は、電話で証券会社に尋ねるか、テレホンサービスで聞くか、
または、ラジオ短波で、1000番台から一ずつ放送される銘柄の順番を待って知るしかない。

極洋(1301)から始まるのだ。
当時流行っていたスキーに行くときは、かならず、ラジオを持っていく。
なんと言っても、携帯のない時代、スキーをしている山の中で、株価を知る方法は、このラジオしかないのだ。

今は、iPhone で LineMusic か何かで、歩きスマホをして、音楽を聴きながら、いそいそ歩いているのが
現代かもしれないが、私は、リフトの上でイヤホンでラジオ短波を聴いていた。

「やまにっこー 山一が10万買いにいきました」なんて。

なんたって、場立ちがいる時代だ。

コード番号は、いつも聞いているこのラジオ短波のスピードラーニングで
銘柄とコード番号が、自然と身についていくのだ。

5001は日石、9984なんてもちろんない。

日経平均 週足 1985年
東京総合研究所株式情報2018-1-23_13-51-50_No-00

静かに、移動平均は上を向いている。

つづく・・・・



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未来は繰り返されるか?

東京総合研究所の株ブログへようこそ。
このブログは投資顧問である私たちが投資家への良き道しるべとなるように、あらゆる表現方法を用いて、相場への取り組み方を伝えています。 日経平均先物を中心に、なぜ「儲かるのか」ではなく、なぜ儲からないのかを解くことにより、投資家の陥る罠から真の投資方法へのアイデアを話していきます。大切なのは、昨日のことではなく、明日のこと。大切なのは、頭ではなく、心です。 資産を築く道に、近道はないこと。必勝法もないこと。勉強は必要な事。運を味方に付かなければならないこと。そして
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「天底は、楽園の果実のように、魅力のあるものだ。しかしそれを食べれば、楽園からは追い出され、神の保護から追放される。見てはならないものであることを知らなければならない。天底を狙って、大儲けした人はいない。」
相場格言にある、「天井売らず、底買わず」その意味がわかるころには、自分が神になろうとしてたことを知る。 システムの誤差を認め、同じ方法でやり抜くことで、自然から確率の見返りを得ることができる。 それが分かる頃には、自分は随分遠回りしたと感じるだろう。 2007.1.1記
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