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さようなら、スポック。 記事No.6242

2015-03-02-Mon  01:15:43

株式情報_2015-3-2_0-30-11_No-00

今の相場を彼ならどう言っただろう。
Highly illogicall か
Fascinating! か。

私達は人生をこう教わってきた、
“to explore strange new worlds, to seek out new life and new civilizations, to boldly go where no man has gone before”

生きながらえることより、探索を優先するという、まさに生きる技術ではなく、生き様を教わってきた。

そんなTVドラマを作れる国がアメリカであった。
こんな日は、バルカンでない彼には必ずやって来るとは知っていながら、そのニュースをブルームバーグの
端末で読みながら、あの時より、現実は夢をなくしてしまったのかも知れないと思い起こした。

世界は相変わらず平和を拒んできたし、ケネディを失ったリーダーはもう夢を追うことをやめた。
あるのは、この平和と戦争の繰り返しだけだ。

このシリーズが始まって半世紀、彼を失った私達はこの宇宙にもう旅立つことも出来なくなった。
それは、そういう冒険を受けて立つリーダーも、参謀もいなくなったことを表す。
カーク船長は誰よりも男らしかったし、スポックは笑わないけれど、誰よりも頭のいい人だった。

このシリーズがこれで完全に終わって、同時に米国が築いた夢も終わった気になるが、
当時から予想もしなかったことはいくつかある。

まず、自動車が、GMやベンツを、トヨタが抜く、という脅威さ。
これはつまり、アメリカが、手品に走ってしまったということ。
次に、あんなに先進的なTVドラマでも、ブラウン菅が使われていたというおかしさ。

そして、この世界で想像もしなかった科学的にもっとも進歩した技術、デジタル、という概念。
ちなみに、このドラマでは、メーターはアナログ表示に数字が回転する。

人類のピークが、1960年代の、デジタル時計の発明と、月への往復であったなどとは
その時は想像できない。
ハワイへの時間も、大阪への時間も、そこからほとんど進歩していない。
すでに物理の壁まで、50年前には到達していたのだ。

「2001年宇宙の旅」の人工知能ハルにペッパーは全く勝てないし、
人工知能に必要な自我が何かも分かっていない。

それより、DNAを解明すればするほど、これらの進歩、変化、連鎖の過程が、偶発的な異変で
起きたなど、到底信じられなくなってきている。

むしろ、現代になって、神をもっと認めけらばならなくなってきているのではないだろうか?

宇宙は光の速度を超える速さで膨張するという観測で、すべての科学的信仰も崩れた今、
カーク船長の言い放った
「我々には、科学の力がある」
との言葉を、どう捕らえよう。

ともかく、50年後、私達は不思議な世界に生きている。

彼なら、なんと言うか?

それでも、すこしイヤミをこめて
Fascinating! か。

さようなら、スポック。

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