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思い出に変わるまで 4 24の扉 記事No.4267

2013-01-31-Thu  11:49:42

コンピューターなら、人間に変わって稼げる、と判断するのは、
CPUの発達と、機械文明への負い目がなす概念か?
すでにチェスは、世界王者を負かすまでの腕前になったし、
もっと難しい将棋も、素人では到底勝てないレベルまで達した。

だからコンピューターに任せたい、という考えは、大手証券会社にも蔓延していった。
相手が、人間でなく、コンピューター同士になることも知らずに・・・




そんなことは、もう誰も覚えていないかも知れないが、私は、忘れない。

もう30年も前のことでも、その本も今でも持っている。

24の扉だ。

システムは、1割高を、毎月で24回繰り返すというものだった。

1割高を24乗するわけだ。

1.1の24乗  は9.84になる。

PCの計算機で、1.1と押したあと、**と*を二度押した後、=を23回押す、と24乗になる。

(**で1.1がメモリーに入り、ここで、一回分、あと23回分を=を押すことで可能)

1割高、それは難しくない。
なぜなら、コンピューターが2000銘柄の中から選ぶから。

なんとなく、そうだ、簡単に思える。
とくに私は、市場のことなど、なにも知らないし、
担当はアイスクリームを売っていた、もとバイトの仲間だ。

さて、でもさらに、その違うバイトの仲間が持ってきた24の扉という本が、夢の始まりだ。

投資顧問業さえ、なかった時代。

なんでも、ありだ。
そして、私は、電話をかけた。

すべての投資顧問に。
そして、この24の扉の解説に、納得したのだ。

1割高なら、簡単だ、2年で10倍、ということだ。

3ヶ月の会費は10万円だった。高くない。

10倍になるのだから。

ヨットにのることは、趣味ではないが、何千万も稼げれば、それも、良いかもしれない。

あとで、分かったことであるが、もし、この24の扉が、もう数年、バブルの前に設定されていたら、
それが、たとえ、詐欺集団であっても、うまく回ったかもしれない。

バブルは、善人も悪人も、すべて、助ける。

それが、バブルの力だ。

アメリカを見れば、よく分かる、何に助けられているか。

ともかく、意気揚々と、その資金にさらに追加するために、家庭教師をさらに増やした。
その家庭教師先の資金も運用することになった。

その時の私は、これらの何を信じるべきか、基準を持っていなかった。
友人は、さらに

10万円の鍋を売って儲けるセミナーに行こう!と言っていたい。

アムエイの進出だ。

ともかくも、私は、家庭教師に向かい、途中の本屋で、東洋経済のヒット銘柄100を立ち読みした。

例の、日本市場がいかに管理されていて(いまは死語となった護送船団)やりやすいと。
野村とコネクッションがあれば、バブルだと言う意味だ。

そして、その中に、聞き捨てならぬ、記事があった。

投資ジャーナルは、あぶない、と。

家庭教師が終わった帰り、日経新聞の夕刊で、株価を調べているとでていた。

投資ジャーナル倒産、と。

つづく....



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思い出に変わるまで

東京総合研究所の株ブログへようこそ。
このブログは投資顧問である私たちが投資家への良き道しるべとなるように、あらゆる表現方法を用いて、相場への取り組み方を伝えています。 日経平均先物を中心に、なぜ「儲かるのか」ではなく、なぜ儲からないのかを解くことにより、投資家の陥る罠から真の投資方法へのアイデアを話していきます。大切なのは、昨日のことではなく、明日のこと。大切なのは、頭ではなく、心です。 資産を築く道に、近道はないこと。必勝法もないこと。勉強は必要な事。運を味方に付かなければならないこと。そして
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