テクニックと心 記事No.3391
2011-08-10-Wed 14:04:30私がいつもここで言っていることは、テクニックの事でも目先のことでもない。
そういう意味では、ここが明日を求める投資家の役に立っているとは思えない。
テクニックについては、重要なことだけしか、話していない。
それ以外のことを話しても、意味がない。
その重要なことは、それほど多くないのだ。
調べてみようか。
騰落レシオ、出来高移動平均、投資家別売買動向、先物建玉動向、
重要抵抗ポイント20個、重要経済指標月別予想・・・・・・
これらの結果が、
+、ー、ー、+、+、ー、+、・・・・・・
だったら、足して、いくらかにするのか。
全部プラスだったら、すでに買われ過ぎなのだ。
大変に細かいこと、それらは、ほとんど役に立たない。
たとえば、前月の経済ニュースを読んで、何か役に立ったであろうか?
覚えているなら、どのニュースか教えてほしい。
みんなが読めるものには、価値がすでに均等分配されているからだ。
それは、テクニックについても同じだ。
ただ、テクニックについてはみんなが、あらゆる分析を使っているので、均等分配されても
重要度付けがないために、逆に有利なものを見ることができる。
それ以上のテクニックはあるとすれば、私だったら、公開はしない。
さて、テクニックと同じように重要なのに、足もとにあるものは、心についてだ。
それは、だれも語らない。
つまらないか、そんなの知っているからだ。
でも、重要なのは、こころ、でしかない。
高度解析ができるツールでも、その使い方を知らなければ、剣とはならない。
だからいつも、こころのことを話している。
準備が何事にも必要なのだ。
相場に関して、感謝する気持ち、敬う気持ち、
自分に対しては、愚かだと思う気持ち。
それらがなければ、穴に落ちることになっている。
考えてみよう。
自分が、天才だと思ったらどうだろうか。
その判断で、言うことを聞かず、やがて、神だと思い始める。
世の中なんて、ちょちょいのちょい、と思ったら、暴落はすぐそこだ。
自分が愚かだと思ったらどうだろうか。
愚かだから、注意する。
それが、どれほど重要なことかは、大人にならないと、分からない。
相場と戦うのではない。
戦うのは、場を張っている向こうのトレーダーだ。
相場には、味方になってもらわなければならない。
相場とつき合っていくのだ。
マーケットはなんでもくれる。
欲望も、利益も、損失も、なにもかもだ。
こころして、望んでほしい。
これからもずっと。
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