連載 共通項 マイナス2 記事No.2812
2010-04-07-Wed 12:52:32香港のオープンバス

ここでは、バスは2階建ては当たり前、これは3階建てのオープンカーならぬ、オープンバス。
香港では、限られたものに、最大限の効率を与えているのだ。
だいたい渋滞がない。
さて、時間の管理においても、素早い動きは、同じ単位内で、たくさんの顧客と接することを可能にする。
それは、サービス上は、いい悪いは別にして、もし、確定の金融商品ならいいに決まっている。
1.5%の商品でも年率複利なら
10年間で
1.015の10乗
=1.160540825025150090088369140625
となり、
100万円は116万円にしかならない。
しかし、それでも
これが月間の複利となると
一年で1.1956181714615352515612900979004
やく2割とれることになる。
もちろん月間で利息がつくにこしたことはない。
もちろん、そんな商品は今はない。
それに1.5%でなくて、5%であれば、年間でもおいしい。
ひとつものもが、始まって、終わる、このサイクルがいかに重要かがわかる。
一人の高い単価を求めるのか、たくさんの小さな単価を求めるのか。
ちなみに、世界は今後者の、大量生産、薄利多売方式である。
ちなみに、5%でなく、1.5%で想定したら、年金の破綻などなかったことも、
この章でわかる。
年金問題の99%は、5%複利を前提としたことにあったのだ。
話を戻すと、そう、時間を共通項として軸においた場合、
何が有利なのだろう。
30年間のバイ&ホールド ?
1年間の中期投資 ?
1ヶ月の短期売買 ?
一日のデイトレード ?
どれが有利なのだろう。
いま私たちが、10年という時間単位で、投資を考えたとする。
時間は共通項だから、時間のコストは、
デイトレード1万回+時間コスト と
長期投資+時間コスト
を比較すれば、時間コストは全く考えなくてよいことになる。
また同様にして
デイトレード1万回+時間コスト=(デイトレード1回+時間コスト/1万)×1万
と表せるから
(デイトレード1回+時間コスト/1万)×1万
と
長期投資+時間コスト
を比較すれば、前者だけ時間コストを分割することができることになる。
時間コストに、10年間のうちどこかで死んでしまう可能性をポアソン分布でも使って
計算式にいれれば、もちろん、分割できた方が有利である。
では、本当に、デイトレードが有利なのか。
薄利多売方式にまとわりつくリスクとはなんなのか。
つづく。
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