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風を読む チューリップバブルと今 記事No.2049

2009-06-26-Fri  10:10:00

チューリップバブルと今

べたなタイトルであるが、よくよく記憶をたどって比べなければなない。

もともと、歴史的にもっとも有名であった、このオランダのチューリップバブルとその崩壊理由を
比べてみると、一体何が同じで何が違うのだろう。

違う面から比べてみると

まず、オランダのチューリップバブルは、その後の経済にほとんど影響を与えなかった。
ましては、世界的には何の影響も与えていない。
国内の小豆相場と同じである。

投資家が違う。
大衆のパニックがまたパニックを引き起こす投資と違って
現在の投資家は、国ベースで連携された中央銀行連合である。

規模が違う。
そのため、世界規模で発生しているバブルとは影響の範囲が違う。

法律が違う。
今の法律は、現状維持を目指して変えられる。

さて一方、同じものは、

信用取引である。
もともと球根は現物取引であったが、結局は、信用取引まで形態は拡大した。
そのものがなくても、ペーパーで売り買いできるデリバティブ市場であることは同じである。

対象に絶対的な価値が存在しない。
球根も生産価格以上のレベルを取り、投機以外に見合わないレベルが続いた。
株式は、PER15倍で取り引きされた。
たとえば、一株利益30円なら450円が標準的な歴史的な価格であるとして、
それが900円になれば、2倍離れるということになる。
しかし、来期は、一株利益が60円になると言われれば、それまで。
最終的に、家一軒と交換された、球根一つは、大暴落を招く。

さて、問題は、大暴落を招いたきっかけでなく、価値のないものへ、投資が続いた
状況である。
今、もっとも違うのは、その規模である。

これらの中でここでふたつの問題を再提起しなければならない。

問題1。
すでに廃棄され始めているドルは、一体どこに価値をおくのであろう。
また、デフォルト州を多く排出しそうな国の債券は、なんの価値をおいているのだろう。

金利が5%ついて、通貨が変動しなければ、それでいい。
しかし、それには、通貨という基準が変わってはならない。

通貨を維持する方法は、二つある。
一つは、格付けが維持されるように、良いバランスシートを示すこと。
二つ目は、他の国の格付けを下げること。

である。
通貨だけは、絶対的な価値がなくとも、暴落とならない。
仕組みが相対市場であるからである。
しかし、相対市場であったとしても、その国の中では、絶対的な価値となる。
この価値を左右させてしまうのが、デフレ、インフレである。
通貨は、この場合、上の二つの方法以外、国内で対策を取らなければならない。
換金できない、国債に価値はあるのか?

問題2。

・・・・・レポートに続く。

株式レポート Montana Market Report 今週号 風を読む より

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