スター・トレック

スター・トレック　記事No.1885

2009-06-01-Mon　 11:08:40

先の見えない世界で、経済の数値だけを生産品とし、核武装を背景に世界を支配する
たった一つの国。
その国に牛耳られて右も左も見えなくなっている現状で、すこしは未来を見たくなった。
３００年先の未来を描いているスター・トレックが帰ってきた。

通常、自分は映画館に出向くときは必ずyahoo映画情報をチェックする。
そこでの投稿者の感想を見、評価を調べる。
200以上の投稿があって、それが4点（5点満点中）以上ならそれはまあまあの映画である、
それは経験と過去の映画の評論から確実だ。
TVの宣伝での評論はあてにならない。
商魂の入っていない、純粋なこの評価だけは役立つ。

だが、今回はチケットをネット予約しただけで六本木のＴＯＨＯシネマに一人出向いた。
特別な類の映画、たとえば今回のスター・トレックやターミネーターなどは、それでも
それらを見ないで出向く。
外れたら仕方ない、それだけの歴史は賭ける価値もある。

日曜日の昼に出かけたが、もしｙａｈｏｏを見ていたら、公開当日のオールナイトに行って
いたかもしれない。

ｙａｈｏｏでの評価は、4.44（259投稿中）であった。

ここの評価には、すくなくとも200位は必要と思われるが、過去の評価はいかにも正しい。

まず、ただのゾンビ映画であった、一人ゴルフの
アイ・アム・レジェンドは3.15 (2029)）
投稿数2029と相当数であり、映画が好き、ゾンビが好きという人に助けられて、3点台

ここ10年でも20年でも最高傑作と思わせる
007/カジノ・ロワイヤル 4.03 (279)

二番煎じは駄作に決まっていると思った、その後のカジノ・ロワイヤルを描いた
007/慰めの報酬 3.62 (801)

歴史的傑作であった次の2点は高得点
バック・トゥ・ザ・フューチャー 4.82　(248)
ターミネーター2 4.79 (182)

とにかく3点台はその点数以上にひどいものだ。

ワースト映画も正当に評価された。
＊ダ・ヴィンチ・コード 3.04 (1706)

さて、話を戻そう。

ジーン・ロッテンベリー亡き後、我々は未来を失った。

それは、宇宙に流れる神話を失ったからである。
その神話は1960年台に作られた。
決して新しいエピソードのスター・トレックではく、あくまでもＴＶオリジナルのものだ。
映像ではなく、そこで語られた明るい未来と、挑戦する勇気は我々にはじめて
戦うべき言葉を投げかけた。

死よりも冒険が優先されるその世界は、スター・トレックだけのものだ。

そのオリジナルの前の時代を描くという。
神話の前を描くことがどれだけ大変であったか。
監督にはずっと拍手を送りたい。
世界で一番頭のいいファンであるトレッキーを納得させ、新たな未来を再提供したのだ。

投稿の一部にはこうある。

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初めてのスター・トレック。
世界中にたくさんのファンがいることは知っていたけど「そこまでおもしろいの？」と
半信半疑の食わず嫌いでした。

本当に申し訳ない！！！
ファンの皆様に謝りたい。

スター・トレックは最高に面白い！！！

これだけの興奮を感じることができるなんて思ってもみなかったです。観る前は、
登場人物も多そうで、なんだかややこしそうと思っていたけど、それもそんなに気にならず、
それよりも迫力あるアクションや希望・友情に圧倒されました。

それぞれのキャラクターは本当に個性的で愛すべき存在です。

これから少しづつ、昔の映画・ドラマも観ようと思います。

ますますSFが大好きになりました!!
ありがとう！！スター・トレック！！！

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http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id329887/

なお､正当な評価を期待するには600の投稿が必要。
公開直後は配給会社のサクラもあり得る。
（＊）このサイトを信用できる理由。

ともあれ、未来のために必要なことはヘッジ売りであることに変わりない。

T-note 先物