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じゃぶじゃぶの財政出動の果て2 記事No.1800

2009-04-29-Wed  14:06:20

偽擬真信 じゃぶじゃぶの財政出動の果て2

世の中にはまだ、株価が回復すれば、相当の問題は解決される、と考えている評論家もいる。
しかし、それは、自然に需要が供給を上回る相場の場合だけである。

じゃぶじゃぶの財政出動をもって、株価を支える、ということはどういうことなのだろう。

それは、株を100分割して、上昇して、時価総額が増える、と考えることと同じである。

さて、では、簡単な方法を示そう。



世界各国は株価が低迷し、時価総額で数百兆飛んでしまったので、株価対策を考えた。
株価が上がれば、相当の問題は解決する、と考えたからだ。

そこで一番簡単な方法が考え出された。
政府は5月のGWあけに、東証一部上場の銘柄に限り、直前につけた3倍の株価の価値を
与えるとした。
このため、昨年のピークから200兆円も飛んだ時価総額は、一気に750兆円の史上最高の
時価総額となる。
つまり、消えた株価を戻したのだ。
326円の新日鉄(5401)は978円となり、資産は一気に3倍増だ。
ただ、問題はある。
978円の新日鉄(5401)を取り引きさせたら、たちまち売り注文一色となる。
そのため、当面一部上場の銘柄は、買付を許しても、売却禁止とした。
他の銘柄との交換だけを許し、空売りも禁止した。
これで当面、市場は安泰だ。

株価を買い支えるより、こうして、株価を変えてしまった方が、楽だ。




さて、実際、あって ない 株価の絶対価値を、強引に変えたらどうなるだろう。
株価の買い支えも同じある。
ある日、この空売り禁止、売却禁止を解いたら、市場はどう動くだろう。
規制解除あとの株価は新日鉄(5401)で、やはり326円で寄りつく。

実際のPKOでは株が上がれば上がるほど、どこかで現金化されるだけである。
その現金化された資金は、株式市場には戻ってこない。
それを税金で行えば、将来にわたって払うであろう税金を先に市場に投入し、
だれかに換金され、だれかの懐に入るだけである。

もともと株価は市場全体が換金をしない、という前提で作られている。
デリバティブだけでなく、市場はないはずのお金を株式市場で作り出した。

1000円で1000万株で上昇すれば、100億円と交換される。
しかし、株価が2000円になれば、その価値は200億円である。
この100億円の上積みは架空に積み上げた、これもバブルである。

上場という手段は、勝手に紙幣を印刷することと同じである。
紙幣の総量が変わらなければ、そうして、すべての通貨の価値は低くなっていって
自然である。

ただ、その限界がどこなのか、推測することができないだけである。

歴史上の大きな調整もバブルがいろいろな形で作られるからである。
例え、時価総額数百兆円が飛んだとしても、それはもともとあった価値に戻った
だけである。
損失ではない、恐慌ではない。
もともとの価値がどこにあるのか、それが歪められているだけである。

異常に発行されたありとあらゆるバブルは起点に戻るが、それがまだ株式市場だけでは、
果てと言えない。
次になくなるのはつけすぎた金利である。
そしてその次になくなるのは・・・・・・・・・・



























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偽擬真信 恐慌

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