2014-06-12-Thu
15:22:49
株ブログ・日経平均・投資情報 私の父は、写真が好きであった。
芸術的なものを見せてくれたことはなかったが、私が、コンテストに出るときは写真を吟味してれた。
その父の自慢の写真があった。
おそらく、ハッセルブラッドかなにかの、二眼レフで撮った白黒ものもだ。
芸術的でない、ただのスナップである、うしろは、ハーレーダビッドソン。
でもそんなものが、自慢な訳ではない。
三脚をつかった自画撮り。
ハーレーの前で、腕を組んでとったその写真の、場所だ。
それは、真昼の首都高速の道路の真ん中 であった。
父は、「考えられないだろう」と自慢げであった。
その時、そこから、立ち上がっていた日本の歴史の全てをなにか、誇りと共に受け取ったような気がした。
負け戦に、神様まで取られた日本が、どうしてやってきたのかを、誰もが知っていたような時代だった。
そして、それから、あっという間に半世紀が過ぎた。
たった、半世紀に、日本は、欧米に追いつき、
ライカも、ハッセルも、IWCも、オメガも、なにもない。
三菱重工(7011)や、三井造船(7003)は、世界一の船を作っていたし、
松下も、ソニーも、前に、世界という冠を付けられた。
それでも真っ先に世界に一になったのは、おそらくニコン(7731)であっただろう。
その機種はニコンFであった。
さて、ドイツを抜かして、次は、アメリカ、ということになった。
それは、GMやGEを抜くことだった。
その時は、まさか、時速140kmだすのに、1分くらいかかっていたクラウンのTOYOTAが、
世界でもっともお手本とされる企業となるとは、だれにも想像できなかった。
そうそれから、50年経ったのだ。
そして、不幸にも早く追いつきすぎた日本は、そのなかで、また世界の座から叩き落とされた。
ただ、今回は、敗戦あとの日本とは少し違う。
いや、大きく違う。
なぜなら、時代を担う、若者にも、同じく、現代を生きる老兵にも、失われてしまったものがある。
それが、誇りだ。
もし、私が、外国人で、老後を暮らそうとするなら、日本という国の、山口県を選ぶかもしれない。
日本とは、そういう国なのだが、残念ながら競争に勝てない。
決して、あのような、中国や、韓国のような反応を、政府自体がしたりしないし、
穏やかで、気品があるようにも見える。
紳士である。
しかし、それは、ジェームスボンドを生み出した、紳士とは違う。
アホな、紳士だ。
これは、紳士と言わないかもしれないが。
だから、ジェームス的な、さばきなんて、出来るわけがない。
日本の財務省大臣は、漢字の読めない人だが、007カジノロワイヤルにでてきた、英国財務省役の
エヴァ・グリーンは
初対面の007のその生い立ちを読心術で披露してみせる。
エヴァ「資金の後ろ盾は財務省」
エヴァ「もし負けたら英国政府のお金がテロ組織を直接 潤すのよ」
エヴァ「ポーカーは確率がすべて? 運はなにも関係ないの?」
007「運 で勝負は決まらない」
エヴァ「はったりが勝負を決める?」
エヴァ「読心術?」
007「自信がある」
007「君の言葉ににじむ冷笑も感じ取れる」
007「君はその美貌がマイナスだと思っている」
エヴァ「脳ミソのある女はみんなそう思うわ」
007「そういう女は男っぽい服を選び」
・・・・・・
007「そういう女性は一人っ子に多いが さっき両親の話に反応しなかった となると孤児?」
エヴァ「そのスーツを一目見ればオックスフォードか名門校出身」
エヴァ「でもいやいや着てる」
エヴァ「貧乏だったから友達からはいつも仲間はずれ」
エヴァ「学費は誰かのお情け それが心のしこりになっている」
エヴァ「私を孤児と決めつけたけど あなたこそ孤児では?」
エヴァ「あなたは社会に不適合だからMI6に採用された」
エヴァ「笑顔と高級時計を見見つけた元特殊部隊員」
エヴァ「初対面だから冷血男と呼ぶのは遠慮しておくわ」
エヴァ「でも想像できるわ」
エヴァ「おんなにはのめり込まずその場限りの快楽だけ」
エヴァ「あなたは魅力的だけど私はカッコいいおしりより」
エヴァ 「国のお金をみているわ」
007「目が鋭いな」
エヴァ「会計士にも想像力が・・・・」 これは映画であるが、それにしても、英国と差がありすぎないだろうか?
麻生太郎と 万能鑑定士Q
ともかく、この映画のワンシーンは、全脚本家に衝撃を与えた。
それは、金融市場を解説する本にも、
ポーカーと確率論を話題にするものが、出版されたことからも分かる。
そして、さらに米国が凄いのは、このポーカーの確率論を、実際のカジノで、
ノーベル経済学賞の学者が行っていた!!ことだ。
米国は英国の映画よりも実際に凄いなんて、凄すぎる。
ポーカーの確率論からの理論は、OPの価格計算に使われる
ブラックアンドショールズ式構築の、きっかけとなっている。
その式で、現在の先物市場が成り立っている。
だから、この映画からもそういった端切れを、高度な、紳士な、センスある、会話から
感じることができる。
この映画が業界に与えた影響は大きかった。
ともかく、話はそれたが、そのレベルで、向こうは戦っているということを、
明日の、喪黒田総裁が知っているといいと思う。
平和ぼけもいいが、誇りと、戦う気力さえない、若者が支配し、笑っているだけの老人が住む日本に
それは、取り戻されていくのだろうか?
すくなくとも、技術、資産で負けていない、韓国に、紳士的にも、負けていない中国に、
あらゆるモノで、追い越され、
株価指数は、世界的な低迷を続けている。
円が110円になる日ではなくて、円を110円にする。
政府は、そうして、国民を保護すべき時がきた。
そう、日銀総裁も言っているのだが、
介入って言葉がよめないのかも知れない。
それは、政府の担当だ。
どくしんじゅつ なんてね。
会見でも、迷わせるとか、市場に反応させるとか?
中国では富裕層が急増しており、その世帯数は日本の倍近くに達していることが新たな調査で分かった。 世界で中国より多くの富裕層を抱えている国は、713万5000世帯(2013年)の米国のみ。 世界全体の富は15%増の152兆ドルとなった。日本を除くアジア太平洋地域の国々で31%増の37兆ドルに達したことが全体の伸びをけん引した。 世界で最も裕福な北米では、16%増の50兆3000億ドルとなった。株式市場からの大きなリターンが主因だ。 世界的にみると、富裕層は2013年に前年比19%増の1630万世帯に達した。 日本は置いてきぼりだ。
なぜなら、
政治家は ばかな紳士だし
官僚は賢いが 臆病な紳士 だからだ。
いずれも、プライドがない。
戦わないことを基本としている。
答弁は、すでに決まっていて
国会のヤジすらも決まっている。
この国に、明日はあるのだろうか?・・・・・・
そうして、今日も、一つ腐った国の、銘柄を仕込んだのであった。
なぜって、
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「会計士にも想像力が・・・・」 という、皮肉なジョークを自ら言える人材は、とうてい、いないのだ。・・・・
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