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何を信じるべきか 3 記事No.5049

2013-11-08-Fri  01:19:26

2009年に一度この話をしている。

この連載で言いたいことの一つは、みんなが、奇跡を信じすぎていることを
知らしめるためだ。

奇跡的にお金が転がってくることはない。
そのお金を、プリントすることも、コピーすることも法律で禁じられている。

しかし、儲ける方法はある。
それは、信じるものをまず、間違ってはいけないのだ。



もう絶版になった"見るマーフィーの法則"によれば

090130134846.gif

奇跡を信じてはいけない。
奇跡は頼るものである。



このペンギンがマリア様を目指して歩く姿は、印象的だ。

投資家の多くは、このペンギンであることを思い出さなければならない。

目指すところが、奇跡の起きる場所であってはいけない。

何を信じれば良いのか?

それはマーケットではたった一つしか無い。

たとえば、業績はどうか?
たとえば、チャートはどうか?
たとえば、NEWSはどうか?

考えてみて欲しい、

この中に、真実はあるか?

いや、ない。

では、真実はなにか?

それは、たった一つ。


引値 だ。

意味、分かりますね?!

引値だけが、あなたに与えられた真実だ。

来期、業績下方修正でも、経常最高益更新でも、どれも、真実を表現しない。

真実は、今日、新日鉄(5401)が317円で引けた、ということだ。

世界中のどこからでも、今日、新日鉄(5401)は、317円で買えた。

そこに何が、隠されようが、予想されようが、317円だ。

私たちは、この現実をもとに、相場と話をしていくのだ。

決して、それは、ニュースなどではないのだ。


1_2013-11-08_01-17-40.png

ここで買えば、儲かる、それを投資というのだ。

おわり。。

次回は、儲ける方法3につづく・・

続きは




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何を信じるべきか

何を信じるべきか 2 記事No.5047

2013-11-07-Thu  09:41:07

先日、メルセデスベンツのSクラスがフルモデルチェンジしたというので、
正規代理店である、シュテルンへ試乗に行ってきた。

1_2013-11-07_08-53-43.png


私は普段ベンツを乗らないので、偉いことは言えないが、担当者は、それでも試乗の後、
そのハイパワーにも、よりラグジュアリーになった内装にも、

どや!顔 はせずに、静かに、どうですか>>

と尋ねてきた。

私は、簡潔に、「ベンツって何だろうね」と答えた。


ラグジュアリーと言う言葉は、レクサスにあるための言葉であって、
それが、ベンツではおかしい。

Sクラスといえど、原価を考えれば、レクサスを超える内装は難しい。

しかし、内装は限りなくそれを目指した形だ。
そして、乗り心地すら、それはもう、最高国産車になってしまった。

この意味で、ベンツは、国内最高レベルを超えるように設計されたといえる。

それは、ある意味で、価値の喪失だ。

日経新聞に

1_2013-11-07_08-49-54.png

を見れば、すでに、TOYOTAが、世界を引っ張っていることに疑問の余地もなく、
ダイムラーの売上げは、その1/6にも満たない。

もちろん、その価値は、最高級安全車の位置にあったわけであるが、

残念ながら、乗り心地が、日本車になってしまった。
で、なら、トヨタか、といえば、あのクラウンのデザインがある以上選べないのだが。

さて、それらを、雑誌から読み取ることも、TVの特集から見ることも、
また、もちろん、正規代理店からも聞くこともできない。

ベンツの顔のマネをするのが、日本車なのだし、その日本車の内装をマネしているのが、
ベンツなのだ。

そして、この二つは、限りなく、近づいた。

それは、ある意味、高級車の分野までも手に入れそうとしているここの
勝利なのかも知れない。
1_2013-11-07_09-13-59.png

さて、もう一つ、自動車を消費者の立場から見れば、
他の業界と同じように真実にはありつけない。

TOYOTAと、ベンツは、デザイン面で、迷路に入ってしまったばかりでなく、
操作性についても、同じく迷路に入った。

今回のベンツは、ドライブシフトが、なんど、ハンドル部分についた。
それは、タクシーのものだったのに。

40年前の位置に、シフトレバーが戻ったのだ。

それが、不思議以外の何物でもない。

なぜ、今、戻したのかがだ。

それをクラウンで先に見たかったものだ。

さて、消費者は、自分の感性を信じずに、専門界の評価を信じる。
この結果、あのクラウンや、新レクサスの、魚を焼くようなグリルが、良いとされる始末だし、
極めて人間工学的でない、操作系が、ベンツから未だに消えていない、ことが問題とならなくなっている。

世界で一番の企業である、Appleが、そのデザインの部門に、洋服のデザイナーを引き抜いてきたのは
さすが、と言える。

これらの車が本当に進化するには、iphoneのデザイナーを操作系の進化のために引き抜かなければ
ならないのだが。

さて、言いたいことは、それでも、TOYOTAは売れるし、ベンツは、そのネームバリューを落とさない。

それは、みんなの意見が、トレンドしてまとまってしまっているからだ。

チャート分析で、移動平均線が、機能するのは、このためだ。

少数の操作された意見が、中心となる。
それは、真実である必要がない。

改めて言うが、芝エビである必要はない。
みんなが芝エビだと思っているからだ。

TOYOTAが上がっているは、クラウンのデザインが良かったからではない。

信じるものを、正せば、それは、真実に近づくかもしれないが、

それが、マーケットでは機能しない、ということも覚えておかなければならない。

正しいこと、それは、信じるべきものとは、限らない、という矛盾をマーケットは
隠し持っているのだ。


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つづく・・・

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何を信じるべきか

何を信じるべきか 1 記事No.5045

2013-11-07-Thu  04:58:59

信じるものを一つにすることの重要性は、

連載 「儲ける方法3」 でお話しした。

投資家は、信じるものが多くあることを

たとえば、多変量解析のように、その量によって精度が上がると思っている。

それは、雨の観測点が増えることとは違うし、
いろいろな質問から、その人物の素性をあぶり出す、性格診断とも違う。

なぜなら、信じるものが、2つでもあれば、それを表す方程式はたった一つで、

+1 -1 = 0

となって、判断の方法を失うことになるからだ。

さらに、なぜなら、

相場への答えは、 売り か、 買い の二つしかないからだ。

移動平均線を信じるものの一つにする、ということは、そういうことなのだ。

さて、チャート分析の世界では、そうなのだが、それ以外の世界でも、
信じることを、狂わせる、偽情報は沢山ある。

投資家は、これらから、逃げ、耳をふさがなければならない。

「儲ける方法3」で話したように、

成功するより遙かに多い種類の 失敗する方法が、この世界に潜んでいるのだ。

最近、改めて、世界は、懲りない面々で構成されていることが、分かる。


赤福や、雪印牛乳が、問題になったことを習っているのに、
まったく同じことを、一流の

ものてなし 食品業界 が行い、さらに、金融界は、またも、不正価格操作だ。

1_2013-11-07_04-34-34.png

じゃあ、

FXのシストレも何もない。

マーケットが、八百長なら、もともと、それをまともな価格分布と見る方がおかしいからだ。

あなたの食べた芝エビは、常にブラックタイガーだと思っていた方が良い。

では、真実は、どこにあるのだろう?

つづく・・・・・

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何を信じるべきか

東京総合研究所の株ブログへようこそ。
このブログは投資顧問である私たちが投資家への良き道しるべとなるように、あらゆる表現方法を用いて、相場への取り組み方を伝えています。 日経平均先物を中心に、なぜ「儲かるのか」ではなく、なぜ儲からないのかを解くことにより、投資家の陥る罠から真の投資方法へのアイデアを話していきます。大切なのは、昨日のことではなく、明日のこと。大切なのは、頭ではなく、心です。 資産を築く道に、近道はないこと。必勝法もないこと。勉強は必要な事。運を味方に付かなければならないこと。そして
知識が知恵を生み、知恵が戦略を作ることをお話しします。時にはテクニカル分析を使って、日経平均先物、NYダウ、そしてドル円のチャートを丹念に見ます。しかし時には、どんな努力も偶然にいたずらに無に帰すということも伝えています。 簡単に儲かる方法はないことを断言します。それは、投資家が明日ばかりを求めて、楽な方法を選ぶからです。


「天底は、楽園の果実のように、魅力のあるものだ。しかしそれを食べれば、楽園からは追い出され、神の保護から追放される。見てはならないものであることを知らなければならない。天底を狙って、大儲けした人はいない。」
相場格言にある、「天井売らず、底買わず」その意味がわかるころには、自分が神になろうとしてたことを知る。 システムの誤差を認め、同じ方法でやり抜くことで、自然から確率の見返りを得ることができる。 それが分かる頃には、自分は随分遠回りしたと感じるだろう。 2007.1.1記
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