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■ 1964年東京オリンピックが決まった相場を振り返る 4 ■■■ 株 初心者 記事No.4918

2013-09-15-Sun  16:10:15

■ 1964年東京オリンピックが決まったのは、そもそもいつか相場を振り返る 1■■■
http://nakane2007.blog107.fc2.com/blog-entry-4906.html
■ 1964年東京オリンピックが決まった相場を振り返る 2■■■
http://nakane2007.blog107.fc2.com/blog-entry-4907.html
■ 1964年東京オリンピックが決まった相場を振り返る 3■■■
http://nakane2007.blog107.fc2.com/blog-entry-4913.html



今年は、東京オリンピックが決まって東京ドームも悪くない。

東京ドーム(9681) 週足
1_2013-09-15_06-13-06.png

この東京ドームには、都内でもっとも素晴らしいスパ ラクーア がある。
このスパラクーアがなぜ良いか、と言えば、それは、水風呂が素晴らしいからである、と
以前お話しした。それがサウナのポイントだ。

さて、もう一つ、素晴らしいサービス ローリーがある。

「本日は東京ドーム スパ ラクーアにお越し下さいましてありがとうございます。
このローリーは、本格フィンランド式高温蒸気圧で発汗を促進させるサービスです・・・・・」
と担当のアルバイトは、対流を起こすバスタオルを持って話し始める。

「本日は、私 高木が担当致します。」
ここで、サウナに入っている満員の客が拍手をする。

昨日は、そこに一人の意気盛んな若者がいた。

客が入ってくる度に、おっす、と言い、気軽にみんなに話しかける。

「ローリーはアロマオイルを含ませた水を熱したサウナストーンにかけ、
高温の蒸気を対流され、一気に発汗を促します。本日の香りは、ヒノキです、ヒノキは・・・」

ここでも、彼は大きな拍手とともに、回りを引き込む。

「それでは、対流を始めます。通常サウナは80度に設定されていますが、蒸気が対流しますと
上段から熱い空気が流れてきます、体調に合わせて、中段、下段とお移りください。」

回りからは、熱いかなあと小声が聞こえる。

彼は言う。

戦後の復興時に日本人はこんな事ではめげなかった、耐えて強かったんだ!

「では2回目の対流を行います、手を上げて頂ければわかりますように、温度は天井に
近いほど高くなります、顔を伏せ、背中で熱波をお受け止めください。
熱すぎる場合など、体調に合わせて、ご自由にご退室願います。」

熱い蒸気が室内を包むと、耐えられなく、出て行く客が数人現れる。

彼は言う。

日本人なら、こんなところで出るはずはない。

それでも数人は、途中で出て行った。

ローリーは、最後の対流を行って終了し

「このあとは、外気や、水風呂で体温を冷まして下さい、本日はありがとうございました」

彼は言う。

日本人なら、このあともここで我慢するよな。

もちろん、そんな言葉を聞かず、開かれたドアにいそいで、全員が退出する。

私は、このローリーを何回も受けているが、今日のそれは、非常に熱いものではなかった。
なぜなら、バスタオルを振って対流を起こすアルバイトが、とても緩かったからだ。

私は、このローリーのバスタオルの振り手は、キムくんに限る、と思っている。
いつも、熱波を望む私でも、このキムくんの時の上段は、相当に厳しい、
顔が痛い、のだ。

キムくんのそれは、はじめの対流から、バスタオルを、蒸気をみんなに、あてがうように
力一杯振り回す。
これでもか、これでもか、と続く。
だから、筋肉隆々、いつも、挑戦しているようだ。
隅々まで、熱波が、その客ひとりひとりを襲う。

彼に言われるまでもなく、それが、今の日本人なのだ。
韓国人のキムくんの力強いそれは、日本と、韓国の、エネルギーの差なのだ。

キムくんはなかなか現れないが、緩いバスタオルの振り手を見て、
寂しさを感じるのだ。

戦後、日本は、復興と共に、熱波を、背中でなく、正面から受けていたに違いない。

1961年 日経平均は、オリンピック前のピークを迎える。

1961年 日経平均 週足
1_2013-09-15_15-20-58.png

この時の高値 7/18の1829.74円
この年の連続記録は、前年12/21から1/11まで続いた14連騰。

14連騰1回
10連騰2回
8連騰2回
7連騰1回
6連騰1回

という華々しいピークであった。

しかし、このあとは、オリンピックが終わるまで、一度もこの高値を抜けず、
1968年9月にこの高値を抜くまで7年間の期間を要することになった。

1964年東京五輪が1959年に決定されてから、上昇率は232%
期間は113週を費やしたトレンドなった。

この間に、26週線は一度も、下に向かなかった。

そうして、オリンピックへの株価はピークを付けたが、それは、日本が世界に肩を比べる
ための出発点にしか過ぎなかった。

日本はその後、熱波を正面から受け止め、追いつくべき、米国、ドイツに向かって
日夜働いた。

もちろん、土曜日でも証券会社も銀行もやっていたのだ。
そして、世界のTOPにたった企業は、TOYOTAを始め、一つや二つではない。

キヤノン(7751) 1972年
1_2013-09-15_15-59-19.png

私たちは、今、もう一度、その出発点に返ってきた。

本物のプライドを持って、戦うことができるかどうか、
それに期待して、この連載を終える。




そう、最後に、サウナのあの若者も、みんながでて、仕方なく、友人と渋々サウナを出たことを
お伝えしておく。
ただし、彼の座っていた場所は、もっともサウナスト-ンから遠い、最下段の席であった。


--次回 バブルの始めの始め につづく・・---

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東京オリンピック

■ 1964年東京オリンピックが決まった相場を振り返る 3 ■■■ 記事No.4913

2013-09-13-Fri  08:55:10

前回
■ 1964年東京オリンピックが決まった相場を振り返る ■■■
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■ 1964年東京オリンピックが決まったのは、そもそもいつか相場を振り返る 1■■■
http://nakane2007.blog107.fc2.com/blog-entry-4906.html




1960年 日経平均 週足
1_2013-09-13_06-00-20.png

さて、1964年の東京オリンピックが決まった1959年の次の年、日経平均は大きな上昇を果たした。
1959年の末に、いったん調製をし、オリンピック銘柄も一服となったが、
年明けには、まったく時間をおかず、すぐに上昇に入った。

移動平均線は、依然として上向き、5月の末に一度だけ、移動平均線を割り込んだ。
(これらテクニカル分析については、「700万人到達記念 モンタナンバンドの秘密」 の連載でお送りします。)

連騰記録は、7連騰が3回 8連騰が1回 そしてなんと11月に11連騰も記録した。

また、上昇率は、874.88円から1587.67円までの81%もの上昇を示した。

そして、1961年、日経平均は、ピークをむかえる。

つづく・・・・

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東京オリンピック

■ 1964年東京オリンピックが決まった相場を振り返る 2 ■■■ 記事No.4907

2013-09-12-Thu  06:00:59

前回
■ 1964年東京オリンピックが決まったのは、そもそもいつか相場を振り返る 1■■■
http://nakane2007.blog107.fc2.com/blog-entry-4906.html


では、当時の

上昇率と連続上昇日数をカウントしてみよう。

まず、日足では、

1959/5/26
1_2013-09-12_01-17-59.png

目先の上昇は

786.17円から821.38円までで たった 4.4%の上昇
12日営業日を要した。
よって過熱感は全くなし。

その後一ヶ月後に安値を付け行って来いになったが、6月末から再度上昇して

1_2013-09-12_05-33-54.png

1959/11/30 976.93円という高値までの上昇となった。
この間 26日線は下向かず、また、連騰記録は 6/27から7/6にかけて記録した
8連騰が最高であった。
この年はまた、オリンピック決定以降 6連騰が3回 7連騰が1回 8連騰が1回 という
記録が残っている。

また、掉尾の一振はなく、年末には、オリンピック気分も少し剥がれたようだ。

1959年 年末までの動き 週足
1_2013-09-12_05-45-26.png

で、結局この年は11月の高値まで24%の上げを演じたことになる。

2013/9/6 の引け13860円からの24%高は 17186円というとんでもない株価になる。

では、1960年に入って株価はどう動いたのだろうか。

つづく・・・・・

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東京オリンピック

■ 1964年東京オリンピックが決まったのは、そもそもいつか相場を振り返る ■■■ 記事No.4906

2013-09-11-Wed  12:00:40

1964年の東京オリンピックが決まってからの動きをなぞって相場は
それぞれの銘柄が物色されている。

が、そもそも、それらを振り替えるとき、1964年の東京オリンピックは、いつ決まったのだろう。
今回は、7年間に決定されているが、これは、最近の傾向で、当時は、違う。

その時期を追って、そのトレンドを見てみよう。



第18回オリンピック競技大会となる東京オリンピックの開催が決定したのは、1959年5月26日、西ドイツのミュンヘンで行なわれた第55次IOC総会でのこと。かつて第12回大会の開催地が東京に決定しつつも開催返上をしてから、実に20年の月日が経過していた。



これによると、前回も開催を断念した背景を持つが、今回は、4年間で済んだ。
やはり、一回失敗することは、必要なようだ。

さて、オリンピック5年前にあたる1959年のそのトレンドはどうであったのか。

日経平均 1959年 月足
1_2013-09-11_11-40-36.png

で週足なら

日経平均 1959年 週足
1_2013-09-11_11-54-43.png

そして、日足なら

つづく・・・・

-次回 当時の上昇率と連続上昇日数をカウントする-

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東京オリンピック

■前回東京オリンピック開催時の株価の動き検証■■■ 記事No.4894

2013-09-08-Sun  08:51:06

1964年東京オリンピック開催に向けての株価の動き 日経平均チャート
1_2013-09-08_07-44-24.png

オリンピックが何をもたらすかは語るまでもない。

ただ今回、招致成功に導けた理由は様々語られるだろうが、
私は、こう思っている。

それは、官僚の力、であったと。

そもそも、民主党政権下で、2016年の招致を失敗し、失望の中、政権交代が
行われたとき、

すぐにアベノミクスという、言葉、をネーミングと共に普及させ、
日銀に、異次元という言葉を使わせ、
そしてまた、オリンピック招致への切り札として、すぐさま、

最高のネゴシエーション戦略人事

を組んで行ったのは、裏方の力に他ならない。
その動きは、民主党政権下でのものと、全く違う。

アベノミクスに乗るべきであることを、お話ししてきたのは、
一様に、その、戦略人事のレベルが違うからである。

また、アベノミクスを否定して、さらに経済への不安を掲げる経済にあえて
買いしか奨めてこなかったのは、

東京オリンピックを、喜べない、ポジションを推奨したくなかったからである。

ともかくも、

Discover Tomorrow 明日をつかもう

をスローガンとしてオリンピック招致を成功させた布陣に感謝したい。

今年の初夏の二期倶楽部でのファンドマネージャ-会議で、
「欧州のファンドはすでに、このことを見込んで、相当買いに行く」
ということであったと、ここでお話ししたが、
彼らはここから、さらに玉を積みましてくるだろう。

すでに、ここでも東京建物(8804)をはじめとする不動産株を推奨しておいた。

さらに、となると、

外人は、腐っても鯛 という バランスを持っているので、
そういう銘柄も買われてくる。

ここでいつも言っている銘柄だ。

そうして、インフレより大きな上昇カーブを描いていくのが、
またそれを取っていくのが、今、ここにある戦略だ。

おそらく、私たちは、これで、東京、パリ、と資金の流れを超長期に設定できる。

希望を持つ、ということを 今の時代は、教わらないで来た。

そこに、現状維持を起因とするデフレを否応なく受け入れてきた。

しかし、オリンピックは来る。

見直すべき企業が世界のどこにあるか、と聞かれれば、これでもう、はっきり答えられよう。

東京通信工業株式会社が社名をソニーに変更したのは、東京1964オリンピックの6年前だ。
今回、オリンピック開催決定銘柄として、この銘柄をおげておく。

世界のオリンピック史上、もっとも、ファンファーレらしい威厳をもった
ファンファーレは、この東京オリンピックのファンファーレであると思っている。

ファンファーレ中のファンファーレ


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私たちは、深く戦略を練り、そして希望を忘れません。 




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東京オリンピック

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このブログは投資顧問である私たちが投資家への良き道しるべとなるように、あらゆる表現方法を用いて、相場への取り組み方を伝えています。 日経平均先物を中心に、なぜ「儲かるのか」ではなく、なぜ儲からないのかを解くことにより、投資家の陥る罠から真の投資方法へのアイデアを話していきます。大切なのは、昨日のことではなく、明日のこと。大切なのは、頭ではなく、心です。 資産を築く道に、近道はないこと。必勝法もないこと。勉強は必要な事。運を味方に付かなければならないこと。そして
知識が知恵を生み、知恵が戦略を作ることをお話しします。時にはテクニカル分析を使って、日経平均先物、NYダウ、そしてドル円のチャートを丹念に見ます。しかし時には、どんな努力も偶然にいたずらに無に帰すということも伝えています。 簡単に儲かる方法はないことを断言します。それは、投資家が明日ばかりを求めて、楽な方法を選ぶからです。


「天底は、楽園の果実のように、魅力のあるものだ。しかしそれを食べれば、楽園からは追い出され、神の保護から追放される。見てはならないものであることを知らなければならない。天底を狙って、大儲けした人はいない。」
相場格言にある、「天井売らず、底買わず」その意味がわかるころには、自分が神になろうとしてたことを知る。 システムの誤差を認め、同じ方法でやり抜くことで、自然から確率の見返りを得ることができる。 それが分かる頃には、自分は随分遠回りしたと感じるだろう。 2007.1.1記
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