インフレの気持ち5 節約がもたらすもの 記事No.4707
2013-07-01-Mon 09:36:30本来、効率化、というものは、より良いものを作るための時間を節約する、
というものであった。
しかし、デフレになってからは、これは、製造費、開発費を節約するためのものと変わった。
それにより、すべてのものが、変わってしまった。
たとえば、今、ビンテージ品が流行っているのは、こういう時代でいない時に作られたものには
節約というデフレによる品質低下の性質が眠っていないからだ。
そればかりでなく、そのビンテージ品に、誇りが生きていて、それが我々を魅了するからだ。
デフレの、節約の中に、誇り、と言う文字はない。
また、音楽も同じだ、
なぜ、昔のカバーの曲ばかりかと言えば、今の曲が、PCを使った節約のもとでつくられたもので
あるからだ。
コードと、リズムだけは、PCが担えるが、メロディーは作れない。
それが、いまの、無機質な音楽となり、メロディーがないと、嘆かれる、また
何を聞いても同じと思われる所以だ。
そのために、CMは、昔の曲を持ち出してくる。
いい時代のだ。
昨日、人気のない映画、
ウイルスミスの「アフターアース」を見た。
彼の映画は、アイ・アム・レジェンド を見てから見ないことにしていた。
共演者がいないし、孤独の話で、ストーリーが陳腐な、節約映画だからだ。
しかし、昨日の映画では、一つだけ、参考にある話を仕入れてきた。
それは非常に的を得た、いい話であったので紹介したい。
「危険と恐怖は違う、危険は実際に存在するが、恐怖は、想像の中だけで作られるものだ」
節約映画の話であったが、この言葉は、別の意味で思い留めておこう。
ちなみに、もちろん、同じSFでも、ストーリーと共演者を選ぶのが
トムクルーズで、彼の映画は、節約がない。
さて、いまTVを見て、以前の節約バンザイの番組がなくなってきたことに気付く。
以前は、いかに節約するかの競争番組だったが、考えてみれば、そんな番組に
商品を宣伝するスポンサーもおかしい。
徐々に、その節約から、贅沢に、なにか、変わってくるはずだ。
ちなみに、いつの節約の時代でも、その流れに乗らないブランドがあって、それらこそ
本当のブランドだ。
その意味では、Aクラスを設定しているメルセデスは、本物ではない。
Cクラスで、カローラと同じ乗り心地である。
その同じ意味では、その5割安で同じ性能を提供するトヨタ自動車(7203)は
ブランドなのだ。
で、ヴィトンも、ロレックスもブランド。
オーディオでは、アキュフェーズはブランドで、JBLはそうではない。
マッキントッシュ(オーディオ)はまだブランドだ。
この20数年間で多くのブランドが消えた。
悲しいのは、JALがそうでなくなったこと。
日本は、もう一度、ブランドを育てなければならない。
つづく・・・・
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