思い出に変わるまで 11 希望 記事No.4305
2013-02-08-Fri 13:33:55希望はあなたを見捨てはしない、あなたが希望を捨てたのだ。
結局、その夜、市場は反発した。
NYダウ 1987年10月20日

だれも経験のない市場で、誰かが、買ったのだ。
それを勇気と言わずしてなんと言おう。
しかし、それが出来たのは、ごく少数の、あとで大儲けとなった投資家だけだ。
東京市場は、一転ストップ高の嵐、となったが、逃げる逃げられなかった
私のような投資家は、助かったのか?
いや、そういう、本当の勇気を持っていない投資家は、このあと訪れる
反転の後の下げ
日経平均 1987年11月 日足

で退場させられた。
では、勇気のある本物の投資家は何をみたのか?
それはこれだ。
NYダウ 月足 1987年から

世の中には、頭のいい人と、そうでない人がいて
戦略がもてる人と、もてない人がいる。
戦略は、長期的にも、短期的にも必要で、それらを、感覚や経験だけで行ってはいけない。
このトレンドはそういうことを意味していた。
戻ったことろですぐに投げさせられたので、もとでもない。
夢や希望や、糧の全て、そして、気遣ってくれる人もいない。
ただ、不動産は、こんな乱高下に巻き込まれないので、安泰だった。
株式が有利になったのは、この後、数年経ってからだ。
不動産はゆっくり動いて、乱高下しないから有利であるが、
株式は、不動産と違って 空売り できる。
その絶対的に有利なポイントを使うのに、ここから、数年は待ったのだ。
その数年の間、私はまた、一から、借金をした。
初めは、ワラントに手を出して、異常な高値を逃げていった。
その後は、同じように、高利貸しレベルの、銀行から、金融業者から、
できるだけ借りた。
なぜって?
一つは、おじさんのいう、新日鉄(5401)は500円になるよ、
のトレンドが、ブラックマンデーを経ても、まったく変わっていなかったこと。
そして、もう一つは、近くの食堂が、半年ごとに、ランチを値上げしてたからだ。
それは、来たるべきインフレを意味していた。
失った金を取り戻すのは、同じ市場でしかない。
なんど叩かれても、同じだ。
ただ、戦略はいる。
勇気もいる。
それは、戦う、という気持ちと一緒だ。
安いときに買えないのは、高いときに戦略ないからだ。
それ以来、少し速くなったエクセルを駆使しながら、市場でのパフォーマンスをテストするのが
使命となった。
しかし、もし、私があの時、おじさんのいう、新日鉄(5401)が500円になるという
意味を本当に理解していたら、もっともっと、良い戦略練れたに違いない。
新日鉄(5401) 月足

新日鉄(5401)は、98年に984円まで登ったのだ。
その時に、融資金利として払った額は非常に大きなものであった。
15%なのだから。
それが今、1/5になっていると聞いている。
私たちは、いまどうすべきか、絶対の戦略をもって、勇気ある行動をすべきだ。
金利は最低水準だ。
長期波動の威力は恐ろしい物だ。
でも、それが分かるまでは、時間がかかる。
それまでに必要なことは、長期的なスタンスで戦略練る、とうことだ。
相場は、試練を何度も与えてくる、
それに耐えた者だけが、ステップを次にすすめる。
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絶対にうまく行かないから!
もちろん、うまく行かない、のが、問題なのでなくて、
どうして? うまく行かなかったのかが問題なのだ。
試しに、すぐ儲かる本を買ってやってみるといい。儲からないから。
でも、なかなか、儲からないぞ、という本があったら、そっちの方法の方がいい。
なぜなら、失敗を知っているから。
相場からの試練耐えるために、忍耐と、動き出す勇気が必要だ。
未来は、誰にも、分からない。
しかし、それは、少なくとも、望んでいる者にだけ与えられるものだ。
希望はあなたを見捨てはしない、あなたが希望を捨てたのだ。
おわり。。


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