連載 共有項 マイナス3 記事No.2824
2010-04-18-Sun 21:29:31共通項 前回
http://nakane2007.blog107.fc2.com/blog-entry-2812.html
さて、先週末のNYダウはGSへの訴追を材料として、下押した。
これはドル円も同じで
ドル円日足 システムトレード 転換ポイント

94円台で売り転換したトレンドは、重要な抵抗ポイント92.57を割り込んだ。
これは、日足という時間軸でのトレードである。
日足は時間足、時間足は、分足から作られる。
どちらが有利なのだろう。
ここで少なくとも分かることがある。
このチャートでは、今回の動きはなんということのない、売り転換からの抵抗ポイント割れである。
これをもっと細かくして、もっと取り引きを多くしたら、儲かるのだろうか?
もし、これを日でなく、時間単位、分単位で行ったら、その動きはどうなるか?
先週のGSの話が流れたのは、日本時間で金曜日を終えてからである。
しかし、その前、NY市場の開く前のドル円のチャートにこんなものがある。

時間は金曜日19:05。
週末、NY市場終了まであと10時間に迫ったとき。
ロンドン時間でオープニングが過ぎ、自分が少し甘えて10分だけシャワーを浴びた後だ。
経済指標の発表もなく、なにが起こったのだろう。
すでに分足での上値抵抗ポイント92.70を一気に取っている。
この時間帯のこの動きは事件しかない。
ニュースを見ていれば、民主党の議員が円安介入必要の発言をしたとか。
また、だ。
この前は、管氏。
今度はだれだ。
それより、市場はこんな、禁じ手発言をする議員に反応して、一気に動く。
いっていいことと、わるいこと。
それらを嘆いても仕方ない。
トレンドは一気に反転して、上値抵抗ポイントをとったのだ。
さて、これは、5分足の海に住んでいる投資家の話だ。
日足のなかで住んでいる投資家は、この点は、ただの日足高値近辺の動きが記されているだけだ。
その後、NYまでドルはじり安となり、日が変わった頃、GSのニュースが流れ、
一気にすべての通貨は動いたのだ。
もし、
違う海に泳ぐなら、この民主党の議員さんの発言に対処しなければならない。
また違う海なら、週末の日経新聞で、結果を確認するだけだ。
どちらが、いいか。
そう、時間によって全ては変わってしまうのだ。
デイトレードはすぐに逃げられるからいいのか。
損失が抑えられるからいいのか。
それは、ただ、損失の形を変えているだけだ。
我々は、なんのポイントをみて、なんの時間で取り引きを行ったらいいのだろう。
市場は少なくともシステムトレードで簡単に儲かる方法を否定している。
それは、これからも変わらない。


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