記憶 固執2 記事No.2694
2010-02-21-Sun 14:51:41記憶 固執1
固執2
神は人間を一つの幸福に満足することのないものとして送り出したが
同時に、一つの悲劇を忘れるようにも作った。
揮発してしまう記憶は生きる術として、悲しみをも取り去っていく。
しかし、固執はどこかには残っている。
不揮発性メモリ
不揮発性メモリ(ふきはつせいメモリ、英: Non-volatile memory)は、コンピュータで使われるメモリの一種で、
電源を供給しなくても記憶を保持するメモリの総称である。
逆に電源を供給しないと記憶が保持できないメモリは揮発性メモリと呼ばれる。
昔はこの揮発性メモリしかなかったため、電池を入れ替える時、すべてのメモリがなくなり、
また時間合わせや、そういう設定をし直さなければならなかった。
ところが、不揮発性メモリが開発されてから、電池が無くても、プログラムはメモリ内に
残るようになった。
これが記憶に残る固執である。
では人間はどうしてここまで固執するのだろう。
昨日のタイガーウッズの会見を聞きながらつくづく思った。
彼は、apologize to her
を繰り返していたが、二つの固執により、この問題は解決されない。
一つは、タイガーは、様々な遺伝子を残すようにメモリから命令されていること。
また奥さんは、忘れられない衝撃をもって、メモリにこの出来事が刻まれてしまったこと。
これはいずれも、揮発性でなく、不揮発性のメモリとなってしまったのだ。
なぜ、メモリに保存用の電力がなくても、データーは保存できるのだろう。
それは、メモリに、必要以上の、電圧をかけて、そのデータが飛び出さない位置までデータを
送り込むからなのだ。
塀の中まで、力によって送り込まれた電子は、再び、同じレベルの力を与えられなければ、
その内側に残ったままだ。
ある意味で、この発明は、量子力学による画期的な発明である。
同じように、忘れるように作られている人間も、ある程度以上の、衝撃で、記憶が送り込まれると
それは消えない。
トラウマという。
タイガーはそれだけの才能を持ちながら、これからは、男から女になると言っている。
それは、可能だろうか。
彼女の傷つけられたプライドはもとにもどるだろうか。
いずれにしても固執が人生を大きな部分を操作してしまっていることに変わりなく、
それを打ち消すためには、そうとうの大きなエネルギーがいる。
過去にこだわってる、それは、ネガティブなことだが、それが固執なら解決はそんなに簡単ではない。


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