2007-11-16-Fri
07:30:19
リスクとは何でしょう。
その定義も教わることができないうちに、様々な投資情報が飛び交います。
たとえば、リスク分散。
戦後、資本主義経済が主役となってからは、現金と金、有価証券、そして不動産が
資産を三分割する良い方法と言われてきました。
そこには、不動産神話があり、景気が長期で減速したことのない国々では、
不動産は、独立した一つの財産分野として、リスク分散のポートフォリオの主役でした。
89年からのもっとも強い経済大国日本が崩れる課程において、少しだけ、昔のルールも
使えなくなったことを学びました。
それでも金とドルの交換停止以来、金は、現金ではなく投資商品であることも分からず
分割法はそのまま生き延びてきました。
さらに、資金が世界中を回っていることをいいことに、世界分散投資、などの方法が
リスク分散と言われ、通貨分散もリスク分散のひとつと数えられるようになりました。
リスク分散の本当の目的が、流動性と、安定性と、収益性を、バランス良く配置することで
あることを忘れ、それは、たのだ散らかす投資法になっていったのです。
国内で生き続けるにも関わらず、ドルに預金する意味はありません。
それは、ただの利息を取るための投資であって、通貨を分散する意味は、
為替レートが変動する限り、利息以上のリスクを抱えた投資分散にしかい過ぎない
ことを理解しないといけません。
日本に住む以上、ドル預金は意味がありません。
もう一度いいます。それは、預金ではありません。
もっとも、世界大戦争が起きて、日本がつぶれ、海外に逃げ、ドルだけが通用する通貨になれば
別ですが、そんな時、ドルも銀行からおろしている暇はないでしょう。
世界株式投資は、どうでしょう。
アメリカが大丈夫な間は新興国投資も良いでしょう。
しかし、それは、収益を分けているだけで、世界各国に分散してもリスクは分散されません。
なぜなら、資金が分散されているだけで、リスクすべては連動するからです。
経済の主役が中国になれば、別ですが、その時は、軍事で中国は世界一になっているときです。
そして、その時は、資本主義経済が通じなくなっているときです。
その時に、分散で中国株もないでしょう。
世界株式投資は、同時に崩れます。
崩れないなら、米国と、日本の新興市場だけで十分です。
なぜ?
なぜなら、日本の証券会社はつぶれても、資金は戻ってくるからです。
全てが連動し、それは、通貨、商品、債券にまで及んでいます。
唯一債券だけが、連動性の意味からは、独立していますが、株式も、商品も、通貨もみな
同一方向に動いてきました。
そう、同一方向に動いてきまいた。
そこで、分散ができますか??
分散とは、Correlation が、1であるものを同じ方向に買ってはいけないのです。
そんなの関係ない、それが今までの投資です。
もうそろそろ、本来のリスク管理の方法へ動いていかなければなりません。
だれも言わないのであれば、尋ねてください。
真剣に投資と勉強を考えている方には、出来る限りお応えします。
今まで考えているリスク分散は、1万円札を5千円、千円、500円玉に分けて、分散預金だ、と言っているに過ぎません。
すべての通貨は同じです。
◆ なぜテクニアル分分析なのか?さて情報は満ちあふれています。
悪材料織り込み済み、消費減速懸念、速報値大幅上方修正予想、
センチメント低下、政策期待
あふれる情報が独立して歩き、買いだ!、売りだ!と叫びます。
しかし真実はたった一つです。
それは、今日 676円+0 出来高5984万株 で終わった新日鉄(5401)は
5984万株分の買いだと思っている人と、5984万株分の売りだと思っている人がいて、
どちらの力も同じであったということです。
それは、買いの人のうち、どれくらいが、悪材料を織り込み済みで
売りの人のうち、どれくらが、中国景気のピークアウトを先取りして、
なんてまったく
そんなの関係ない、のです。
どんな理由がいくつはいっていようと今日は、売りと買いの力が同じであったということです。
そして、これだけが真実です。
チャート分析は、このたった一つの真実を分析するものなのです。
Montana Mareket Report に載っている30にも渡るチャートは、むやみに載せているものでは
ありません。
そこには、あふれる情報の整理のために、何が重要で、何が連携してて、何が
驚きとなるのかを、チャートをもって説明しているのです。
沢山の情報を見ても答えは、一つです。
知るべきこと、見るべきもの、そしてやるべきこと。
それらの提供を行っています。
どうぞ今週号もよろしくお願いします。
単に、当たる、当たらないではない、本来の道標としてお役立ちできるよう丁寧に作られています。
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