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急落時の投資相談、おすすめ株はこれ。裁定買いの秘密を解説 記事No.7111

2015-12-10-Thu  09:47:58

急落にもさまざまな要因があるが、裁定買いが積み上がって、これが解消されるときの相場安について少し解説する。

よくよく考えて勘違いがないように。

まず、裁定買い、というのは、あるとき、日経平均先物と日経平均の間、つまり

日経平均先物が19500で日経平均が19450円の瞬間があったら、裁定業者は

19500円で日経平均先物を売り
19450円で日経平均を買う

この瞬間に50円の値幅は取れた。
ここまでは勘違いしない。

では次に
これは利益が確定しているが、最終的には、反対売買をする、ということになる。
そこでよく考えると

実は裁定買いを行った後は、日経平均先物が売りで下がり、現物=日経平均は上がり、
この結果、50円あった、値幅はなくなり、
日経平均先物=日経平均となる。
これで裁定買いは入らなくなる。つまりいつもは差がないものである、ということ。

この状態で、最終的に、反対売買して最終利益確定になる。

この時、反対売買によって
日経平均先物は上がる、日経平均は下がる。
ここまでも分かる??分かりますね。

しかし、この時、実際は、日経平均先物は買い戻しで上がらない。
なぜなら、裁定取引で利益を確定した瞬間のあと、これを確実に現実化させるためには、
市場で反対売買せずに、SQで反対売買をするからだ。

SQは、日経平均先物の最終決済値であり、保持している先物は、決済=反対売買=売ったものを買い戻す
をしなくても、自動的に、売ったものは、SQ値で買い戻したような清算をされる。

しかし、このSQは、先物だけで、裁定買いを行った相手方、日経平均現物は、実際に、反対売買しないとならない。
それが、SQの時、つまり、第二金曜日の寄り、でこのときに、
裁定買いの分を反対売買し、決済、先物は反対売買せずに、このSQで自動的に決済される。

だから、裁定買いが積み上がると、自動的に、SQで、現物だけ売られる、っていうのが仕組みで、
よくよく覚えておくことが必要だ。

てな、感じに振り回されないようにする。

SQって、不思議でしょ。

それで裁定買いに関係のない、つまり、日経平均とかに関係のない銘柄が、買われている。

関係なし 東芝(6502) +8.3
関係のあり 日立(6501) -18.1

では、ここに原油の話も景気の話も、出てこないので、原油が安いから説明にならない。

逆にいれば、不思議な説明だが、

裁定買いが、解消されるので、原油とドルが連動して、反対売買され、逆の方向に行く、
それがまた、裁定買い解消をさそい、というのが、

デリバティブ的、言い訳になるであろう。

でも、もっと前を考えると、もともと、裁定買いができるような、日経平均先物と、日経平均、が存在したこと
=先物がより割高になった、ことが原因といえる。

もっともっと、厳密に言うと、
先物が、割高になったときに、十分に市場流動性があったのに、
解消時に流動性がないと、=つまりは、上げはゆっくりで、下げが、急だと
同じ出来高で、値幅は、上げより、下げが大きくなる
ということ。

そしてこれから言えるのは、

一休(2450)をここで買うか 
三菱電機(6503)をここで買うか

だということ、前者は、裁定買い解消の影響を受けないから
後者は、裁定解消が終わったらもどってくるから、ということだ。

さらにどちらにしてもドル、買い場。

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