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OPの基礎2 記事No.3283

2011-07-05-Tue  13:03:35

1.3 CALLの市場価格

さて前回CALLの価格を、


日経平均 CALL10500円の価値

12000 1500円
11500 1000円
11000  500円
10500    0円
10000    0円
 9500    0円

としました。
しかし実際に市場で売買されるときはこの価格ではありません。
これはあくまで実質の価格です。

たとえば、本日、日経平均は約10000円
では、一番近い限月のCALLの価格はどうなっているでしょう。

CALL10000円 は日経平均10000円の時、0円が実質価格です。
CALL 9750円 は日経平均10000円の時、250円が実質価格です。

しかし、実際には、

CALL10250円 5円
CALL10000円 60円 
CALL 9750円 245円

となっています。

これは、7月限り、第二金曜日が7/8なので、7/7まで取り引きできるCALLの価格です。
あと3日だけ残っています。
そして、4日目の寄り付きで、清算されることになります。
4日目の寄り付きが、10000円ちょうどなら、CALL10000円は、文字通り0円の価値
となります。

それが、60円とはどういう意味でしょうか?

それは、OPが相対取引であるからです。

7/8に10050円に日経平均が寄りつけば、CALL10000円は50円で清算されます。
もし、それが、今、1円で売られていたら50倍になる計算です。
10万円分買えば500万円に化けるということです。

でも10000円以下で寄りつけばこのCALLの価値は0。
10万円は、0となります。
しかし、0となったとしても、50円動いただけで50倍になるのであれば損な賭けではありません。

だから、1円なら、おおいに買いに行きたいところです。

しかし、そんないい「くじ」を、買うには、条件があります。
それは、売ってくれる人を探すことなのです。

買いたいあなたがいても売ってくれるひとがいなければ、商いは成立しません。

日本中を探し回って、こういう条件で売ってくれませんか?
そう探さなくて良いように、マーケットは存在します。

そういう条件で、売ってくれる人を同時に仲介するのもマーケットです。

そして、いかに良いマーケットでも今、CALL10000万円を1円で売ってくれる人はいません。

なぜなら、10050円で日経平均が寄りつけば、売り手は買い手に、50倍の金額を
払わないといけないからです。

そうです、だから1円の売り手はいません。
では、いくらだったら、売り手も納得するのでしょう?

実はそれが、60円という価格なのです。

つづく。
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