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過去から未来へ システムトレードの栄光と挫折4 記事No.107

2007-07-03-Tue  04:19:59

ここまで来て、一つの疑問と、その答えを、断定的に裁いていていた憎き理論を思い出しました。

「ランダム・ウォーク理論」

彼の著書
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
には
株価形成は非常に効率的にできていて、その結果、だれも抜け駆けができない。
どんな英知を使った方法も、単なるチンパンジーとの戦いに敗れる。
結局は、インデックスを買っておけばそれでよい。
というものです。
その本の前書きにこうあります。
”チンパンジーがウォールストリートの相場欄にダーツを投げて選んだ銘柄からなる
ポートフォリオでも、プロのファンドマネージャーと同じような成果を
上げることができるという考え方を、改めで厳密に検証している”と。

非常に優れた手法を用いても、インデックス運用に勝てず、は本当なのでしょうか??
優れたプログラムは、古典的理論を説き伏せ、時に人間に不可能であった
魔法の罫線を示してくれるのではないでしょうか?

----その後、非常に長い期間にわたって、様々な部分から、気の遠く
なるようなバックテストを多く行いました。
あるプログラムは6ヶ月、勝率75%以上を維持していましたが、それ以外の期間では、
ドローダウンの期間が非常に長く使いものにならなく、
あるプログラムは3年間は良い結果を残しましたが、実際に取引手数料と
ビッドとアスクのスプレッドを考慮するとつまらないものでした。
あっと驚くようなロジックは目で確認できても、数値化にならず、
古典的相場罫線分析法も、単純なプログラム化を行うと、意味のない成果を示していました。

栄光の企業も時に、淘汰されていく事態を耳にしながら、これはビジネスにも当てはまり、
儲かる方法は、次々に変わっていき、その変化は予測できず、
常にカオス側に収束するというのを、別の角度からも感じていたのです。

しかし、そんなある日、おおいに希望にあふれた、あるパターンを発見しまいた。
それは前日の引けと、ボラティリティから、次の日の寄り付きを予測し、
その寄り付きが良い水準なら、買い、というものでした。
ごく単純な形式でしたが、チャートを四六時中眺めている自分の経験から、良い買い場とは、
どこであるかを数式化したようなものでした。

早速バックテストを行うと日経平均先物では、勝率85%前後、ドローダウン
5%以下、日々単純な計算をするだけで、着実に儲かるのです。
大きく取れませんが、着実に、ロスカットも小さく、利益が積み上がると
いうことは、ポジションを大きく取れるということです。

私はこの手法を早速、”超秘密”にすることに決めました。
ついに、「ランダム・ウォーク理論」を出し抜いたのです。

過去から未来へ システムトレードの栄光と挫折5
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システムトレードの栄光と挫折

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知識が知恵を生み、知恵が戦略を作ることをお話しします。時にはテクニカル分析を使って、日経平均先物、NYダウ、そしてドル円のチャートを丹念に見ます。しかし時には、どんな努力も偶然にいたずらに無に帰すということも伝えています。 簡単に儲かる方法はないことを断言します。それは、投資家が明日ばかりを求めて、楽な方法を選ぶからです。


「天底は、楽園の果実のように、魅力のあるものだ。しかしそれを食べれば、楽園からは追い出され、神の保護から追放される。見てはならないものであることを知らなければならない。天底を狙って、大儲けした人はいない。」
相場格言にある、「天井売らず、底買わず」その意味がわかるころには、自分が神になろうとしてたことを知る。 ステムの誤差を認め、同じ方法でやり抜くことで、自然から確率の見返りを得ることができる。 それが分かる頃には、自分は随分遠回りしたと感じるだろう。 2007.1.1記
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