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株式情報



ご質問をいただきました。 記事No.101

2007-07-02-Mon  01:36:09

ご質問をいただきました。

件名 : 質問:テクニカル派であることにつきまして

(1) サイト名にあるくらいですから、nakaneさんはテクニカル重視派だと
思いますが、投資判断にファンダメンタルは参照されないスタンスでしょうか?

株式の投資については参照しています。
それは、投資する価値が存在するかどうかを割りだすためで
売り買いのタイミングを判断するものではありません。
市場の流動性、倒産するかも知れないリスク、安定資本の入らない銘柄、
テクニカル分析以前に、これらはテクニカル分析の対象になりません。
よって、ファンダメンタルは見なければなりません。

しかし、別の意味でドル円のポジションを取るのに、どんなファンダメンタルが有効でしょうか?
いつもの赤字、いつもの速報値修正、ネガティブ、ポジティブサプライズ、
これらに対する市場の動きは、いつも急速で、何が正しいか、それがいつ
まで続くのかまったく予想できません。
もし、ファンダメンタル情報がつねに正しく真実を現しているのなら、
こんなことにはならなく、有効に妥当値と計算できましょう。
しかし、それは、NEWが発表された瞬間に妥当値に追いついて、
値幅を稼ぐ時間がありません。


(2) また、テクニカル重視派となられた理由は何かありますでしょうか?
ファンダメンタルを含む現在の情報やセンチメントは全て織り込まれている
というテクニカル派の言い分も納得できます。
けれども、統計的には低PER、低PBR、増収益予想の銘柄ほど、リターンが
高いといった結果もあるようで、ファンダメンタル分析にも一定の言い分は
あるようにも思えるのです。

テクニカル重視派である理由は
今と、30分あと、異常に買われた前と後、異常に売られた前と後、
とにおいてファンダメンタルは全く変わらないからです。
逆にテクニカルでは相当先は読めません。
なぜならファンダメンタル自体が大きく変わっていて、市場に織り込まれる
はずの投資家の動向も大きく変わっていることが多いからです。
しかし、この意味では、ファンダメンタルも同じことが言えます。
低PERだから買われたというのは、その低PERが、通常のPERとなるまで
予想業績が変わらなかった時です。
ファンダメンタルで、不正会計、業績急転落、などは読めず、これも
相当先の予想には適しません。

テクニカルの言い分はこうなります。
低PERの銘柄は上がる、だから上値抵抗ポイントを取ってきた
ではなく、
上値抵抗ポイントを取ってきた、これは業績上方修正などにより
低PERが継続していくことを市場が知っているからだ、
というものです。

いずれにしても、重要な情報はファンダメンタルにもあります。
問題は、コーヒーと紅茶をまぜてもおいしくないということです。

またテクニカルは過去の検証ができますが、
ファンダメンタルでは、過去に戻って、いつ業績が修正されたか
NEWSがいつ流れ、それをいくつとカウントするか、など数値化しなければ、
バックテストが現実にはできません。
つまり、この方法がいいというのが証明できないのです。
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