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世界がもし二人だったら5 記事No.1793

2009-04-23-Thu  10:48:40

前回まで


二人は顔を見合わせた後、深呼吸をして、女人像のそばにある、禁断の扉をゆっくりと押しました。

その扉は大きく、重く、また古く、簡単には動きそうにありませんでしたが、
二人の力は、それを動かすのに十分でした。

牛やマグロをとって、交換する二人の原始的な生活は、力も必要で、冒険心も必要で
そして汗も必要でした。
単純な生活は、好奇心を満足はさせませんでしたが、大きな昔、アダムやイブがいた
楽園にいるように、なんの苦もなく、なんのうらやみもなく、なんの憎しみもなく、
ただ、ない、ということが幸せを構成している、そんな生活でした。

それは戦争をおこし、命が犠牲になったり、競争の果てに新しいルールを勝手に
作ったり、また、小さな生活のなかでは、ひとのものを取ろうとする不倫や
お金だけで全てが支配されるような、
そんな満ち足りた世界が作った腐った環境とは、まったく別の次元のものでした。

そこには時間がなく、空間だけが存在し、およそ、空間が時間をつくるという
アインシュタインの小話からも、遠い、夢のような世界でした。

その扉は、今、そんな二人の好奇心という、この世界ではもっとも小さかった
ナノな心の一部によって開けられようとしているのです。

被支配者である・・・・・・・・・・ つづく

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世界がもし二人だったら4 記事No.1696

2008-12-03-Wed  13:54:35

ブブカのいうビールス。

ケンシロウは先人の残した古い書物を紐解いてみました。
そこにはビールスとう文字はありません。

しかし、それに似た言葉、ウイスルはありました。

ウイルスは細胞を構成単位としないが、他の生物の細胞を利用して増殖できるという、非生物と
生物の特徴を併せ持つ。
現在でも自然科学は生物・生命の定義を行うことができておらず、便宜的に、細胞を構成単位
とし・・・・

何のことか、何を表現しているのか、全く分からず、またブブカが何故に自信を持って、その存在を
言い始めたのかも分かりません。

その扉の向こうにあるものが、ブブカの言う辞書にも載っていないそのビールスなのか、
それともケンシロウの感じる、輝くものなのか、それは開けてみなければ分からないのです。

ともかくも二人には、この扉の向こうを確認しないという理由はみつけられません。
その背中を押される感覚は、生まれて初めてのものでした。

その中身を知りたい、その中にあるものは、小鳥の声聞きながら目覚める、波の音を聞きながら
眠りにつく、そんな世界の向こう側にある、胸が痛くなるようなもの、のような気がしました。

二人は顔を見合わせた後、深呼吸をして、女人像のそばにある、禁断の扉をゆっくりと押しました。
・・・つづく。




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世界がもし二人だったら3 記事No.1688

2008-11-28-Fri  09:32:00

女人像は、人里離れたところにある、と聞き伝えられていましたが、
ケンシロウとブブカしかいないこの島は、すべてが人里離れたところでした。

女人像は遠くではなく、すぐ近くの小さな山の麓にありました。
ケンシロウが行くとそこには、ひときわ輝く、黄色にちかいものが、石の中に見つかりました。
これぞ、先人の言う、価値のあるもの、かも知れない。
そう思いながらさらに回りを探していると、小さな入り口がありました。

そこには、”再びこの扉を開けることを禁じる”とありました。
少し考えただけで、その中には、あの黄色に輝く、もの、があることは容易に想像できたのです。

先人の言う掟を守って、この扉を埋めるか、未来を信じて、再び冒険を始めるか、ケンシロウは
迷ったのです。

扉を開ければ、それは単なる宝探しでなく、何か世界が変わってしまうものがある、
何か世界が変わってしまう事態になることを、ケンシロウは空気で察しました。

その島は平和に包まれた島でした。
世界がたった二人になりましたが、争う相手もなく、一人で生きるより、二人で生きた方が
淋しくありません。
二人は、互いを尊重していました。

遠い昔にまだ人間がたくさんいた頃、この扉は封印されたのだろう。
ケンシロウは、その日、とりあえず、帰り、このことをブブカに話しました。

ブブカはその話を興味深く聞き、自分の推測を自信を持ってケンシロウに話しました。
その中には、ビールスというものがあるんだ、と言い出しました。
ビールス?
聞いたことのない言葉でした。

つづく・・・・・









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世界がもし二人だったら2 記事No.1669

2008-11-19-Wed  10:03:37

お互いに疲れた日には、物々交換をしてマッサージを受けていました。
とくにブブカは大量の日にはマグロを2匹差し出して、マッサージを二回受けることも
ありました。

その分、ケンシロウはマグロが入りますが、一人なので食べきれません。
ですから、食べきれないときは、断ることにしました。

それでもこれらの交換できる環境は二人にとって便利なものでした。
ただ、獲物が捕れた日は良いのですが、捕れない日には、保存しておいたものを
差し出すしかありません。

冷蔵庫がないので、いやもともと、原子力発電所が近くにないので、いや、電気という
文明自体がないので、保存には手間取りました。

そんな時、ふたリは話合いました。
交換できる、腐らない共通のものはないのか。

ケンシロウは試し割で割った大きな石を指し、これではどうか、とブブカに提案しました。
ブブカは、そんなどこにでもあるものは、価値がない。
価値があるものを探したい。
ケンシロウにそう伝えました。

価値のあるもの。
遠い昔、北斗神拳伝承者からきいた話をケンシロウは思い出していました。
遠く人里離れたところ(ただし、ここには二人しかいなのですべてが人里離れている)に
女人像があってその近くに、ひときわきらめくものがある。
それは神から与えられたもので、人の手で、数千年かかってもできるものではない。

そうです。
それこそ価値のあるものなのです。
ケンシロウはその伝説をブブカに話し、その人里離れた女人像を探しにいきました。

つづく・・・








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